2023年11月 当団体のJICA事業が、現地新聞に掲載されました

当団体のホビゴンジの事業パートナーASED HABIGONJと、BRRI 稲作研究所による、アモン稲(雨期後期作付け)の収量測定会の様子が、2023年11月21日の現地の新聞 Habiganj Express および Kalbera に掲載されました。
今回の企画は、JICA - 国際協力機構 から助成を受け実施しております。JICA事業として実施しているシェア・ザ・プラネット、ASED HABIGONJ、稲作研究所ホビゴンジセンターが共同で実施し、農業普及局と多くの村人が参加して実施されました。下記のテキストは Kalbera 紙面の和訳です。

和訳

気候変動の結果、バングラデシュでは多くの米品種が絶滅の危機に瀕しています。しかし、一方で時代の変化とともに新しい品種が発明されいます。
バングラデシュ稲作研究所ホビゴンジセンター Dr.マムヌル・ラシッド所長は、災害に強く気候に適した品種BRRI-95の収量検査と農民へのディスカッションミーティングに出席。バングラデシュの人口増加に伴い、食料の需要も高まっています。人口過剰の圧力により、農地の面積は減少しています。このことを念頭に置き、追加の食料需要を満たすために改良品種の米を栽培することで食料生産を増加させなければなりません。今年の乾期作付けでは、気候変動の結果もあり、BRRI- 28とBRRI- 29を栽培していた農家ではいもち病が大発生しました。われわれは、こうした災害に強い品種の開発を進めており、BRRI- 96、BRRI Hybrid-3、BR Hybrid-5 などを栽培すれば、農家はより多くの恩恵を受けることができます。この稲は雨水に浸っても傷みにくいからです。さらに、BRRI Hybrid-3、BR Hybrid-5はいもち病による影響が非常に少ないため、農家は今後この米を栽培することが奨励しています。
バングラデシュ米研究所地域事務所ハビガンジ Dr.マムヌル・ラシッド所長とASED HABIGONJ専務理事ザファル・イクバル・チョードリー氏出席の下、ラシュカルプールユニオンチョールルハムア村で、イスラム財団ハビガンジ ムハマド・ムニルザマン副所長、青少年開発局ホビゴンジ A.K.M・アブドラ局長が来賓としてこの会に出席した。稲作研究所ハビガンジセンター上級サイエンティフィックオフィサー Dr.アブ・サイード、同担当官アブ・ナイーム、ハビガンジATNベンガル代表 モイン・ウディン・アーメド、デイリー・ハビガンジ副編集長 ムク・パトリカ、ASED HABIGONJ「災害に強く気候に適応した農業プロジェクトの実践・拡大プロジェクト」責任者 ズルフィカール・アリ、他同プロジェクト関係者が出席した。今回の企画は、JICA事業として実施しているシェア・ザ・プラネット、ASED HABIGONJ、稲作研究所ホビゴンジセンターが共同で実施し、農業普及局と多くの村人が参加して実施されました。
ASED HABIGONJの財務兼管理マネージャーである Abdul Majeed 氏は、プログラムの冒頭で聖クルアーンを朗読しました。

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