気候変動適応型農業ネットワーク

バングラデシュは、世界的にも気候変動の影響を受けやすい国の一つです。

シェア・ザ・プラネットは、2016年から現地パートナー団体ASED HABIGONJ(アセッドホビゴンジ)とともにバングラデシュ北東部のホビゴンジ県にて、小学校を対象に環境教育事業を実施していました。

しかし、2017年に事業地を襲った大洪水により、収穫前の稲がほぼ全滅状態となり、対象小学校に通っていた子どもたちは農作業の手伝いをせざるを得ず、学校に通えない子どもたちが出てきました。

パートナー団体と当会は、以降気候変動に適応するための農業を地域を管轄する行政や研究機関とともに模索し、稲の新品種や乾季の野菜作付けなどを導入等の施策を実施することで知見を積んできました。

2021年、気候変動に適応するための農業を実践する他の現地NGOとともに「気候変動適応型農業ネットワーク(CCAAN)」を創立し、ネットワーク参加団体が互いに経験交流や情報交換をする場の提供を開始しました。

今後ネットワーク参加団体を徐々に増やし、中央政府との議論の場や国際機関との情報交換の場を提供していく予定です。

CCAANホームページは下記リンクを参照。

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